南方研究室 大阪大学大学院工学研究科 応用化学専攻物質機能化学講座 精密合成化学領域

ホーム > 論文
English

論文 Publication List at MINAKATA Lab.

2020  2019  2018  2017  2016  2015  2014  2013 
2012  2011  2010  2009  2008  1998–2007 


“Thermally Activated Delayed Fluorescent Donor–Acceptor–Donor–Acceptor π-Conjugated Macrocycle for Organic Light-Emitting Diodes"
Saika Izumi, Heather F. Higginbotham, Aleksandra Nyga, Patrycja Stachelek, Norimitsu Tohnai, Piotr de Silva, Przemyslaw Data*, Youhei Takeda*, and Satoshi Minakata*
J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 1482–1491. DOI:10.1021/jacs.9b11578

*Open-access Article!
*プレスリリース (see the detail)
*Highlighted in ResOU, Optronics, fabcross for エンジニア, EurekAlert!, AlphaGalileo, Phys.Org., Nanowerk, EE Times Japan, SienceDaily, Bioengineer.org, BITS&CHIPS, BrightSurt.com, BrightSurt.com, SciFi Insight!

論文概要: 二つのU字型電子アクセプター(ジベンゾ[a,j]フェナジン)と二つの電子ドナー(N,N'-ジフェニル-p-フェニレンジアミン)から成る熱活性化遅延蛍光性のドナー・アクセプター・ドナー・アクセプター(D–A–D–A)π共役マクロサイクルを創製に成功した。当該マクロサイクルは2種類の結晶多形を示し、これらでは分子のコンフォメーションおよび発光特性が異なることを見出した。マクロサイクルを展開した直線状の対照化合物を別途合成し諸物性を比較することで、D-A繰り返し構造の環化が物性に与える影響を明らかにした。マクロサイクル分子の方が直線状分子よりも効率的なTADF特性を示したことは注目に値する。さらに、当該マクロサイクルを発光材料として活用して作製した有機EL素子の最高外部量子収率(EQE)は11.6%を達成し、従来蛍光材料を用いた場合(5%)や直線状の参照分子を用いた場合(6.9%)よりも遥かに効率的な値であることを明らかにした。

page top