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2008 1998–2007
Kensuke Kiyokawa,* Kazuki Kawanaka, and Satoshi Minakata*
Angew. Chem. Int. Ed. Early View. DOI:10.1002/anie.202319048
*Open-Access Article"!
*Selected as a HOT Paper"!
論文概要: 本研究では、ヨウ素上に無置換のアミノ基(−NH2)、および第一級アミノ基(−NHR)を有する新たなアミノ-λ3-ヨーダンの合成に成功し、それらを活用することでボロン酸の求電子的アミノ化が進行することを見出した。本アミノ化は、多様なボロン酸およびボロン酸エステルに対して適用可能であり、特に、従来法では困難とされている、強力な電子求引基を有するアリールボロン酸や、ヘテロアリールボロン酸に対するアミノ化も高効率で進行した。
Daichi Okumatsu, Kensuke Kiyokawa,* Linh Tran Bao Nguyen, Manabu Abe* and Satoshi Minakata*
Chem. Sci. 2024, 15, 1069-1076. DOI:10.1039/D3SC06090Jz
論文概要: 本研究では、酸化剤かつアミノ化剤として作用するジアリールメチレンアミノベンズヨードキソロン(DABX)の可視光励起を利用することで、脂肪族カルボン酸をアルキル化剤として用いるアルケンのアルキルアミノ化を達成した。開発した反応は、光増感剤や触媒の添加を必要としないシンプルな光化学反応である。また、幅広い基質に適用可能であり、多様なアミンを簡便に合成可能である。さらに、過渡吸収スペクトルを利用した詳細な反応機構解析により、DABXの興味深い光反応性を明らかにした。
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2008 1998–2007
“Amino-λ3-iodane-Enabled Electrophilic Amination of Arylboronic Acid Derivatives"
Kensuke Kiyokawa,* Kazuki Kawanaka, and Satoshi Minakata*
Angew. Chem. Int. Ed. Early View. DOI:10.1002/anie.202319048
*Open-Access Article"!
*Selected as a HOT Paper"!
論文概要: 本研究では、ヨウ素上に無置換のアミノ基(−NH2)、および第一級アミノ基(−NHR)を有する新たなアミノ-λ3-ヨーダンの合成に成功し、それらを活用することでボロン酸の求電子的アミノ化が進行することを見出した。本アミノ化は、多様なボロン酸およびボロン酸エステルに対して適用可能であり、特に、従来法では困難とされている、強力な電子求引基を有するアリールボロン酸や、ヘテロアリールボロン酸に対するアミノ化も高効率で進行した。
“Photoexcitation of (Diarylmethylene)amino Benziodoxolones for Alkylamination of Styrene Derivatives with Carboxylic Acids"
Daichi Okumatsu, Kensuke Kiyokawa,* Linh Tran Bao Nguyen, Manabu Abe* and Satoshi Minakata*
Chem. Sci. 2024, 15, 1069-1076. DOI:10.1039/D3SC06090Jz
論文概要: 本研究では、酸化剤かつアミノ化剤として作用するジアリールメチレンアミノベンズヨードキソロン(DABX)の可視光励起を利用することで、脂肪族カルボン酸をアルキル化剤として用いるアルケンのアルキルアミノ化を達成した。開発した反応は、光増感剤や触媒の添加を必要としないシンプルな光化学反応である。また、幅広い基質に適用可能であり、多様なアミンを簡便に合成可能である。さらに、過渡吸収スペクトルを利用した詳細な反応機構解析により、DABXの興味深い光反応性を明らかにした。