現在、社会では経済成長と環境保全を両立させ、かつ環境を重視した技術イノベーションが必要とされています。
宇山研究室では、持続的に発展可能な社会の構築に貢献できる技術(Sustainable Technology)を
高分子新素材の開発により具現化することを目標として、グリーン、バイオ、ナノを融合させた新概念・新手法に基づく機能性高分子新素材に関する
研究開発を行っています。天然素材は自然界において重要な役割を果たしており、人類によって作られる材料では到底及ばない高性能・高機能の材料です。
研究室の一つの柱であるバイオマスプラスチックに関する研究では、自然界におけるバイオマス資源を原料として利用した高分子材料(バイオマスプラスチック)を創製し、
ナノレベルで成形加工する手法の開拓により高分子材料に新しい機能を付与することで資源循環、環境保護は元より、再生医療、新エネルギーにも
貢献できる技術を開発しています。材料の基本的性質と成形加工により生じる新たな特性を融合することで、材料の新用途を創出する研究を実践しています。
宇山研究室ではこのような取組みにより環境に優しい未来型高分子材料の設計指針を示し、その具現化により大学独自の基盤研究はもとより、
産学連携にも積極的に取り組み、その成果が社会に還元されることを目指しています。
2024年4月現在、教員3名、秘書1名、技術補佐員1名、招へい教授1名、招へい研究員3名、共同研究員1名、派遣職員4名、博士課程学生21名、修士課程学生19名、
学部学生5名、研究生3名の合計62名が在籍しています。
特筆すべきは外国人比率が約64.4%(29人)と高いことです。中国からの留学生が半数を占め、
加えてマレーシア、アゼルバイジャン、スリランカ、ミャンマー、ブルネイ、ハンガリー、韓国、台湾、エルサルバドル、アンゴラからの留学生も在籍しています。
*2022年8月宇山研は16カ国になりました!! Click here
*宇山研のさまざまな国の学生からWelcome!(movie) Click here
*2017年の記事より 「大学と夢を語ろう」 Click here
*工学研究科ウェブサイトの研究紹介ページ Click here
宇山教授の論文・著書・講演などは大阪大学研究者総覧をご覧ください。
こちら
You can see the Academic Papers, publications etc of Prof. Uyama on Osaka University website.
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研究室では各種測定機器を保有し、研究活動を行っています。
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We have and hold several Equipments & Measuring instruments in Uyama Laboratory.
高校生向けの体験型イベント「夢ナビ」のサイトで宇山教授と徐准教授の講義ご覧いただけます。
■環境にやさしいプラスチックが地球を救う<宇山教授> Click here
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■海で分解されるプラスチック、カギは「でんぷん」?<徐准教授> Click here