Organometallic Chemistry OGOSHI Lab.

Lab Tours

研究室紹介

  • 研究室入口
    生越研究室の入り口です。
  • 教授室
    生越教授のお部屋です。
    スタイリッシュでしょ!
  • 居室
    星本准教授、土井助教、学生の居室です。
    奥に実験室があります。
  • 実験室
    居室と完全セパレートされた実験室です。
  • 測定室
    いくつかの分析機器は
    この部屋に設置されています。

設備紹介

  • 核磁気共鳴装置 (NMR)
    Bruker AVANCE III 400 MHz NMR
    有機化合物・有機金属化合物(特にリンやフッ素を含む化合物)の構造決定に欠かせない分析装置です。
    サンプル交換と解析以外の過程(重水素ロック・チューニング・シム調整など)はセミオートで実行されるので、とても便利です。
  • グローブボックス
    MBraun LABmaster/UNILAB
    装置内部が高純度の窒素で満たされたボックスで、内部の水分や酸素濃度は常に数 ppm 以下に保たれています。グローブ越しに実験操作を行うことにより、空気中の酸素や水分に対して不安定な化合物を外気から完全に遮断した状態で取り扱うことができます。有機金属錯体を数多く取り扱う生越研にとって、欠かすことのできない装置の1つです。
  • 有機溶媒精製装置 (SDS)
    Glass Contour Solvent Dispensing System
    水分・酸素を嫌う反応に用いる有機溶媒は、使用前に精製(脱水・脱気)作業が欠かせません。溶媒の一般的な精製法として、反応性の高い乾燥剤(例えば、Naなど)存在下で行う蒸留がありますが、その作業には危険を伴います。この装置は、水分と酸素を除去する触媒が充填されたカラムに有機溶媒を通すことにより、安全かつ簡便に精製された有機溶媒を提供する装置です。
  • リサイクル分取HPLC
    日本分析工業 LC-9225NEXT
    反応で得られた混合物を分離精製する装置で、GPC(サイズ排除クロマトグラフィー:分子サイズの差に基づいて化合物を分離する)カラムを搭載した分取用HPLCです。
    カラムを通過させた溶出液を繰り返しカラムに通すことにより、高い分離能で分取したい化合物を単離・精製することが可能で、最大 1.5 gの混合物を一度に処理することができます。
  • フラッシュ自動精製装置
    Biotage Isolera
    フラッシュカラムクロマトグラフィーとは、混合物から目的の化合物を分離精製する際に用いるカラムクロマトグラフィーにおいて、送液圧力(流出速度)を上げて効率化を図った精製法の1つです。この装置は、フラッシュカラムクロマトグラフィーの出口に直結した UV 検出器で分離された各成分を検知することにより、これらを迅速かつ自動的に分離精製します。
  • ガスクロマトグラフ
    SHIMADZU GC-2014
    主に有機化合物の混合物(ただし、揮発性の高いものに限る)の組成を分析評価する際に用いる装置です。例えば、触媒反応の溶液の一部をこの装置を用いて分析することにより、原料の転化率や生成物/副生成物の収率を一度に求めることができます。また、試料導入部にはオートサンプラーを搭載しており、1度に最大12本の試料を連続分析することが可能です。
  • ガスクロマトグラフ質量分析計
    SHIMADZU GCMS-QP2010 SE
    ガスクロマトグラフで分離した成分の質量を測定分析することにより、分離された個々の成分を同定する測定装置です。
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    高真空ライン
    油回転ポンプと油拡散ポンプを組み合わせることにより、10-5 Torr 以下の高真空を作り出すことのできるバキュームラインです。
    元素分析用の測定試料の乾燥や、高沸点化合物の減圧蒸留の際に用います。
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    エバポレーター
    反応溶液から溶媒を減圧下にて効率よく留去・濃縮する装置です。
    生越研では、実験室内の作業環境維持のため、エバポレーター等の溶媒蒸気を拡散させる装置をすべてフード内に設置しています。
    (写真撮影のためフードを開けていますが、通常はフードを閉じて使います)
  • 計算機システム
    DFT 計算(計算化学の手法の1つ)を行うための高性能計算機システムです。
    反応の遷移状態の構造やエネルギーなどを求めることができます。

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