g-PGAハイドロゲルの開発

 g-PGAを架橋したハイドロゲルには様々な応用が期待されており、我々は化学架橋法やg線照射法を用いてg-PGAハイドロゲルを開発してきました。ゲルの物性・機能は架橋剤構造、架橋密度、g線照射量により自在に制御でき、低架橋密度のゲルでは膨潤度が数千倍に達しました。また、超高分子量PGAを用いた場合には伸張性を示しました。更にキトサン、e-ポリリジンといったバイオポリマーとのコンジュゲートゲルの創製にも成功しています。これらのg-PGAハイドロゲルには生体材料や化粧品基材としての応用が期待されます。

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