MATSUSAKI LAB.

Industrial Organic Chemistry Area, Division of Applied Chemistry,
Graduate School of Engineering,
Osaka university

Project

科研費プロジェクト(学術変革領域研究(A))
Gran-in-Aid for Scientific Research

事業名:日本学術振興会科学研究費補助金 学術変革領域研究(A)計画研究
研究領域:
研究課題:超螺旋光による生体を模倣したらせん構造を有する3次元組織の創製
研究代表者:松崎典弥
期間:R4(2022)~R8(2026)
URL:https://www.light-chiral-materials-science.jp/​
本研究計画の目的は、細胞と生体組織の構築のための足場材料を一体として複合体(細胞-足場材料複合体)と捉え、超螺旋光を用いてらせんファイバー化する技術とその学理を明らかにすることである。​生体において完全な直線組織は存在しない。コラーゲンやDNAに代表される線維性タンパク質の線維、血管内皮細胞や皮膚表皮細胞が創る組織、血管や筋肉線維など、多くの生体組織はらせん構造を有している。これまで生体を模倣したらせん構造を再現した報告例はない。もし細胞-足場材料複合体をらせん構造化する技術が構築できれば、生体組織の構造と機能を再現した3次元組織の構築へとつながる。​​