我々は、これまで、拡張型心筋症患者への筋芽細胞シートの貼り付けにより心機能が改善することを報告してきたが、改善しない患者もいた。そこで、より厚く、自ら拍動を補助可能な厚い心筋組織をin
そこで、我々は、血管のように酸素と栄養を自ら供給する足場材料を構築し、心筋組織内部でこれらが足場材料から供給されることで、今までよりも厚い心筋組織がin vitroで構築できると考えた。本手法が実現できれば、心筋組織以外の様々な組織にも応用可能であるため、再生医療の新しいブレイクスルーになることが期待される。
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