グリーンケミストリー研究会とは

大阪大学工学研究科 茶谷 直人

目的
グリーンケミストリーは環境にやさしいものづくりの化学である。これまでのものづくりを環境にやさしいものに転換していくことなしには、今世紀の持続的な社会の発展はありえない。環境に調和した化学物質の合成(ゼロエミッション合成、固体触媒化、バイオ技術、グリーン溶媒、省エネルギー合成など)、環境調和物質への転換、廃棄物のリサイクル・資源化、再生可能資源への転換、環境汚染物質の除去、化学物質のリスク低減、化学物質管理、化学物質のリスクアクセスメント・リスクマネジメントなどグリーンケミストリーのカバーする範囲は広い。新しいものづくりの基盤としてのグリーンケミストリーを推進すべく、日本化学会に所属するさまざまな分野の研究者、技術者がアイディアを集結し、進むべき方向を提示するための場として、グリーンケミストリー研究会が平成11年に設立され、グリーンケミストリーフォーラム(原則年2回)の開催をはじめとしてグリーンケミストリーに関する情報交換、活動の強化を目指しております。 現在は日本化学会の方針として各研究会は5年経過後、存続しないという原則が適用され平成20年度から日本化学会の研究会という位置づけからは離れましたが、日本化学会やそのひとつのディビジョン「環境・安全化学・グリーンケミストリー・サステイナブルテ クノロジー」ディビジョンとの協力関係は引き続き維持して行きたい所存でございます。 グリーンケミストリーに関心を持たれる各方面の方の積極的な参加をお願いします。

活動内容
  1. グリーンケミストリーフォーラム・研究発表会の開催、日本化学会年会へのセッション参加
  2. 勉強会を通じたグリーンケミストリーデータベースの作成、グリーン度評価手法の構築
  3. 産学官の協力連携の推進、GSCネットワークとの連携、他分野との積極的連携、社会への情報発言