NMR ヘリウム充填       野瀬 響 改訂 平成14年

He(%)が65を切ったら、
液体ヘリウムをネリキに注文(50リットル)        
液体窒素をあらかじめ満タンにしておく
作業前に安全確認すること。
部屋換気 換気扇回す、ドア、窓完全オープン
クエンチしたときの自分の行動をイメージすること
(逆止弁のついた弁--A弁、もう一つの弁--B弁 とする)
何か一つNMRチューブを入れて
LO SPI SAW する
LKLEV 250 にする
作業中はこの波形が乱れたりしないか常に確認
フロー確認 He 150 N2 1.7
ヘリウムタンク搬入 距離確認
メーターバルブ3つ閉
B弁をあける(タンク内、たいへん高圧なので圧抜き)
トランスファーチューブのタンク側をゆっくり入れていく。このときB弁からバーーとでるようであれば、持ち上げる。これらを繰り返しながらゆっくり底まで入れて、約1センチ浮かす。そして固定。
A弁の逆止弁を外して、バルーンを取り付けるためのジョイントを装着
A弁にバルーン装着
左パネル 2sec チップ入れ替え
排出パイプ二つ装着 パイプから空気が入らないように布を詰める ガラスに向けるな
トランスファーチューブの先(装置側)に、穴を空けた袋をかます
B弁を閉
バルーンを押してトランスファーチューブを置換
袋に液体がぽたぽた落ちてくる
B弁開のまま
トランスファーチューブをマグネットにつっこむ タンク側もルーズにしておく
マグネット側の事情を優先して、タンク側がサポート、しかし液からはできるだけ先を上げない
マグネット側固定
再び、タンク側を底から1センチのところで固定
これでトランスファーチューブのセッテング完了
B弁閉
A弁閉めて、風船を始めは軽く押す。ちょっと待って膨らんできて、また少しへっこんできたらまた押す。
ある程度落ち着いたら(液体ヘリウムが入りだしたら)普通に押す 排出パイプの布をとる
煙がふえてきて、バルーンを押すと液体のHeが出てきたら終わり
(He(%)は95くらいまでしか上がらない) 排出パイプに布を詰める
バルーンはずす。A弁、B弁、両方開
ドライヤーでマグネット側トランスファーチューブの部分を暖める。
じゅうぶん解けてからはずす。
トランスファーチューブをマグネットから抜く。
ふたをしめる。
排出パイプを外す
左側パネル 100secにもどす
トランスファーチューブを壁に掛けておく
充填後30分は窓を開けておく(できれば1時間くらい)
タンクはA弁に逆止弁をつけてから開、B弁閉
メータバルブ開ける 3つ
あとで三カ所のネジをもう一度締め直す
ノート、表に作業記録を書く
次回充填日の予定日(一ヶ月半後)を入口とカレンダーにかく(2カ所)