本会は、大阪大学工学研究科応用科学専攻 宇山浩 教授が、高分子材料化学講座に所属するスタッフとともに、未来におけるプラスチックと人間の共生を考えるために立ち上げました。
市民公開講座の経験を活かして、プラスチック問題をわかりやすく解説する出前講座を提供します(約60分)。
気軽にご依頼下さい。
連絡先:宇山浩 uyama☆chem.eng.osaka-u.ac.jp (Change ☆ to @)
※ 近隣校は無料、遠方の場合は交通費は実費のご負担をお願いします。
プラスチックは安価、軽量、自在な成形性による高い意匠性・デザイン対応性などの特性で、我々の日々の生活を豊かにしてきました。
丈夫で腐らないという特徴を活かして幅広い分野で利用されてきましたが、自然環境中で分解されにくいために様々な環境問題を引き起こしています。
近年、世界中でプラスチックによる海洋汚染が深刻化し、毎年900万トンを超えるプラスチックごみが陸上から海洋へ流出しています。2050年には海洋プラスチックごみの量は魚より多くなるとの報告もあります。そのため、有料化されたレジ袋をはじめとするプラスチックのワンウェイ用途を減らし、プラスチックリサイクルの推進が世界的に求められています。
便利で日常生活に欠かすことのできないプラスチックとどのように共生し、プラスチックごみのない海を取り戻すために我々は今後、何をすべきか。皆さんと一緒に考え、行動するためにエコプラスチック研究会を立ち上げました。
バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックなどのエコプラスチックを中心として、プラスチックに関する研究開発や実用化に関わってきた経験を活かし、SDGsやサーキュラーエコノミーにプラスチック問題解決を通して貢献したいと考えています。
エコプラスチックやプラスチック問題を取り上げる主催セミナーをお知らせするとともに、関連する情報を発信していきたいと思います。
大阪大学 教授 宇山浩
関連するサイト | |
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大阪大学宇山研究室 | バイオプラスチックの第一人者 宇山浩教授の研究室のホームページ |
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MBBP開発 プラットフォーム |
海洋生分解性バイオマスプラスチック(Marine-Biodegradable Biomass Plastics, MBBP)のホームページ |