研究トピックス

副生成物は水だけ!
クリーンなアミノ酸誘導体合成法をついに実現。

応用化学専攻の星本陽一講師、木下拓也大学院生、ハズラスニット研究員、大橋理人准教授、生越専介教授らの研究チームが、副生成物は水のみという、極めてクリーンな手法での、多種多様なアミノ酸※1誘導体の高効率合成法を開発しました。ホウ素を含む典型元素触媒※2と水素ガスによる本成果の最大の特徴は、環境に与える負荷がゼロに近いということ。
また、従来は必須であった毒性の高い遷移金属触媒を必要としないため、本手法は医薬品や農薬、創薬シード化合物などの生物活性化合物※3の合成に応用されることが期待されます。


今回の研究成果は、『アミン化合物の最も理想的な合成法』として、その開発が長年待ち望まれていた反応を達成したものであり、米国科学誌「Journal of American Chemical Society」に、6月5日23時(日本時間)に公開されました。


今後も持続可能な社会の実現に貢献する、応用化学専攻の研究者たちの活躍にご期待ください!


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※1:アミノ酸
私たちの体をつくるタンパク質の構成要素であり、分子内にアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)の両方の官能基をもつ有機化合物の総称。


※2:典型元素触媒
遷移金属を含まず炭素・水素・酸素・窒素・ホウ素などの典型元素から構成される、触媒作用をもつ低分子化合物。


※3:生物活性化合物
生体に作用する薬や天然物などの化合物。

研究チームのみなさん、クリーンヒット!

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