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SEEDSでドキドキ初体験!- 研究開始編 –

科学技術振興機構の次世代人材育成事業として、大阪大学は「世界適塾の教育研究力を活かした SEEDSプログラム〜傑出した科学技術人材発見と早期育成〜」を実施しています。

SEEDSとは世界最先端の科学技術にいち早く触れてみたいという意欲的な高校生向けのプログラムで、大阪大学の多岐にわたる研究に触れてもらうことで、科学に対する小さな好奇心の芽を大きく伸ばしてもらうのが目的です。

SEEDSプログラムでは「体感コース」と「実感コース」の2つのステップが設けられており、「体感コース」を終えた受講生のうち、さらに次のステップを希望して選考された受講生が「実感コース」で以下の3つのプログラムを通じて、本物の研究を実感していきます。

①実感科学研究
実際に研究室に入り、自主研究に取り組み、最終発表会では口頭で研究結果を発表します。

②実感科学技術
インターネットを通じて講義を受講。その後、レポート課題を提出します。その他、プレゼンテーション能力の育成にも取り組みます。

③実感国際交流
英語を使って、留学生と一緒に科学技術の発表・議論・実習します。

2018年の春から夏にかけて、「実感コース①実感科学研究」が応用化学専攻の研究室においても実施されています。
今回は南方研での実感科学研究の模様をご紹介します。

この春から南方研に通い出すのは灘高校2年生の川口聡貴さん。
「刺激・環境で発光色が変幻する分子を合成・観察しよう」という研究テーマのもと、週に2回程度、放課後に研究室を訪れて、3?4時間程度、研究を行ないます。

「実感コース」の初日、緊張の面持ちで南方研を訪れた受講生は、研究内容や実験機器の説明をTAや教員から受けたのち、早速白衣と実験メガネを装着して実験開始。わからないことはがあれば、TAや教員にどんどん質問しアドバイスを受けながら、真剣な表情で実験を進めていきました。

実験終了後に感想を訊くと、「実際に経験してみると、実験テクニックだけでなく、根本的な知識も足りないことが多く、とても勉強になります」。そんな川口さんの実感科学研究での目標は、「何か面白い結果を出す」こと。
とにかく積極的、精力的に実験に取り組む姿勢を見ていると、きっと面白い結果を出してくれると確信しました。

夏に行われる「実感科学研究最終発表会」で面白い結果が報告できるように、どんどん研究を実感してください!

秋の<成果報告編>に続く

SEEDSプログラムの詳細はこちら

さあ合成!(TAと川口さん/右)
生成物のカラム分離に挑戦
教員もお手伝い

受講生コメント
「先輩に勧められ、まだ未経験の「研究を」を体験したくて応募しました。SEEDSプログラムで身に付けたことを自分なりにアレンジして、高校の化学部での活動にいかしていきたいです。」

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